臨床検査技師に英語力って必要?

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臨床検査技師の森居あんみです、こんにちは♪

どんな仕事であれ邪魔にはならない英語力。
だけど医師ならともかく、臨床検査技師にそんなに高い英語力は必要なのでしょうか?
というか、そもそも技師が英語を使う場面なんてあるの?

今回の記事ではそんな「臨床検査技師」と「英語力」について書いていきたいと思います!

目次

臨床検査技師に求められる英語力とは?

結論から言って、ある程度の英語力は必要と私は考えます。
ただ働く場所や目指すことによって、そのレベルや技能は変わってきますので
私が今まで臨床検査技師として働いてきて「これは英語が要る!」と感じた場面を中心に、必要な英語力と技能を考えていきたいと思います!

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こんな場面で英語は要る!


まずは、臨床検査技師はどんな時に英語が必要なのか、7つの場面をあげてみます!

①カルテを読むとき

医師が書くカルテを見ると、患者さんの症状や疾患の多くが英語で表記されています。
病院で働くのであれば、これらの英単語の理解は最低限必要です。
略語で書かれることも多いので、それも一緒に覚える必要があります。
ただし!
略語だけを覚えるのはお勧めしません。元の単語で言われた時に分からないのでは、元も子もないですからね。

②日本語が話せない患者さんが来たとき

コロナが5類に分類され、外国人観光客も一気に増えましたね。
そうなると当然、日本語が話せない患者さんの数も比例して増えます。
実際、私もこの1か月で3人の「英語オンリー」の患者さんの応対をしました。このようなことは数年ぶりです。

患者さんと直接話す生理検査や採血はもちろん、検体検査室でも受付応対などで英語が必要になってきます。

専門的な難しい英単語は分からなくても、患者さんに検査の説明や体位の指示などができる程度のスピーキング力、患者さんの質問を聞き取るリスニング力が求められます。

ちなみに私は英検2級、TOEICは600点前後です。
そう高い英語力ではありませんが、現場ではあまり困ったことはないです。
体感としては「中学英語が使えれば大丈夫」くらいの感じです。

③論文を読みたい時

医学情報が欲しい場合、やはり英語が最速最新かつ量も豊富です。
2000年の時点で雑誌論文の使用言語は日本語の4.3%に対し、英語なんと82.1%!! 
(データベースからみた論文使用言語の動向)

なんと日本語の19.1倍もの数があります!
2023年の今はもっと差がつくかもしれません…

④論文を書きたい時

論文を日本語で書くことだってもちろんできますが…ここでもやはり言語使用人数の問題が。

日本人口=日本語を使用する人口
英語を公用語・準公用語とする国々の人口=英語をしようする人口
と考えると…

日本語人口は1億2491万3千人(2022年 総務省統計局発表データより)
英語人口は21億730万2千人

こちらも16.9倍もの差がつきます。
また医学を含む自然科学系の学術雑誌には、その影響力を示すIF(インパクトファクター:文献の引用率で決まる)と言われる値がありますがIFの高いNatureなどの有名雑誌はことごとく英語誌です。

どうせなら、より多くの人に研究内容を届けたいもの。
であれば、やはり英語で書く必要があります。

もし大学院進学などを考えているなら、専門的な英語を理解し表現するだけのリーディング力、ライティング力は必須でしょう。

⑤国際学会に参加するとき

研究者にならずとも、上にあげたような論文執筆や国際学会での研究発表をする技師もいます。
正直参加費も高額な国際学会、聴くだけだとしても英語力がある程度ないともったいないですよね。
発表時はもちろん、抄録を書くのにも英語は要りますし、質問時や学会後の交流会などでは会話力も必須です。
参加を有意義なものにしたいのであれば、総合的な高い英語力が必要となります。

人脈作りができるのも、学会参加のメリット!
せっかくなら、普段は知り合えない他施設の技師や医師とも話したいですよね!

⑥外資系企業に勤めたいとき

臨床検査技師が就職先として選べる医療機器メーカーや検査会社。
実は外資系企業が多くあります。
一般的に高い給与が期待できる外資系。
求められる仕事は企業によって様々ですが、応募時にTOEICスコアの提示が求められることも多く
外資系への就職・転職を考えるなら、TOEICや英検など英語力をアピールしやすい資格取得がお勧めです。

⑦留学してキャリアアップを狙うとき

これは言うまでもありませんね…!
学校での勉強から普段の生活まで、すべて英語です。
当然、高い英語力は必要ですが、国際ライセンスを取得して海外で働くことも夢ではありません。

まとめ:英語は学んで損なし‼

臨床検査技師に必要な英語力とは

ここまでにあげた英語が必要な7つの場面をまとめてみました。

英語が要る場面必要な英語力
カルテを読むとき疾患・症状などに対する専門分野の語彙力
日本語が話せない患者さんが来たとき中学英語レベルのスピーキング・リスニング
論文を読みたいとき高度なリーディング(専門分野)
論文を書きたいとき高度なリーディング・ライティング(専門分野)
国際学会に参加するとき高度な英語力(4技能すべて・専門分野)
外資系企業に勤めたいとき応募可能な英語資格の取得
留学してキャリアアップを狙うとき高度な英語力(4技能すべて・専門分野・生活)


勤務場所ややりたいことによって、伸ばすべき英語力は違います
いずれにせよより学び、よりキャリアップを狙い、より患者さんに貢献したいと願うのであれば、英語を学んで損をすることはありません。
仕事の幅は確実に広がり、知識も深まります。

私もまだまだ英語勉強中です。
ぜひ一緒に、英語力のある臨床検査技師を目指していきましょう♪

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この記事を書いた人

anmiのアバター anmi 臨床検査技師

病院で働く臨床検査技師です。
日々、エコー検査をしつつライターとしても活動中。
お仕事のご依頼、受け付けております!

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