病院での検査と言ったら、避けて通れないのが採血…
どんな病気であれ血液から分かる情報は膨大です。
でも、こんな人も多いのでは?
大事な検査なのは分かるけど…
正直苦手だな~
針を刺すって思うだけで嫌だよね…
というわけで、今回は採血が苦手な人に知っておいてほしいことを書きます!
知れば少し、心が軽くなるかも!?
「採血が苦手です」って言ってほしい!
まずは採血担当の技師や看護師に、採血が苦手であることを伝えて下さい!
針を刺すことは避けられませんが、対策できることもあります!
パターン別にお伝えしますね♪
①貧血っぽくなる…
採血されると血の気が引く感じがしたり、採血後になんだかフラフラしたり…
「血を採られると、貧血っぽくなる…」という方!
実は…
検査用の採血では貧血になるほどの量は取りません!
どんなに多くても最大20mlと決まっています。
献血では400mlまで抜きます。
その20分の1と思えば、少しは気が楽になりませんか?
②採血中に倒れたことがある…
採血されると気分が悪くなって…
倒れてしまったこともあるんだ…
貧血になるほど採らない、とは言いましたが、実際、性別や体格に関係なく倒れてしまう方はおられます。
ですので…
そういう方は、寝ながら採れますよ!!
一声かけてもらえれば、ベッドや診察台などで寝ながら採ることができます。
針が刺さったまま意識を失うのは当然危険も伴いますし、最初から寝てしまいましょう!!
また、前日はしっかりと睡眠を取ることをお勧めします。
これは経験則ですが、夜勤や当直明けの方は、倒れることが多いです…。
繰り返しますが睡眠は本当に大事です!!
採血だけでなく健康維持のためにも、安眠するための工夫を取り入れましょう◎
私は枕とサプリで睡眠の質を上げたら、起きるのが本当に楽になったよ!
③何度も失敗されるので、いや!
採血をしづらい血管の方は、何度も刺されて嫌になってしまいますよね…。
もちろん医療スタッフも可能な限り1発で採りたい!痛い思いはしてほしくない!と思っております。
なのでですね、
採れたことのある血管の位置を、ぜひ教えて下さい!!
右腕か左腕か。
肘の真ん中だったか内側や外側だったか。
あるいは手首や手の甲だったか。
採れる場所はそうそう変わりません。
情報共有してくださると、とっても嬉しいです!
ちなみに前回、採血に成功したスタッフの名前が分かる場合は、指名するのもありです。
チェンジされても我々とくに傷つきませんので、相性の良い人が分かるならばぜひお伝えください!
いつも行く病院なら、取ってくれた人の名前を覚えておきましょう!
大事なのは情報共有
採血は針を刺して血を採る行為。
残念ながら絶対に痛くない方法や、確実に1回で済む保証はありません。
採血がいやな気持も分かります。
ですが、しなければならないとなったら!
出来る限り安全に、1回で済ませたいのは患者さんもスタッフも同じです!
「採血が苦手です」
と、ぜひ教えてください。
この一言を言っていただければ…
できる限りの対策を取らせて頂きます!!